業務内容   ≫   綜合建築コンサルタント

◆建築計画における事業計画及び資金計画

建物の新築や建替え、大規模改修等の計画の際、建設事業のフローやスケジュール、事業費の算出などのサポートを行います。
事業費を算出する際は、建設費や設計監理費等の金額だけではなく、その他の費用もご提示いたします。
収益物件(賃貸等)の場合、収入と支出のバランスや長期事業収支計画の算出などのサポートもいたします。

建築計画における事業計画及び資金計画イメージ

◆既存建物の改修工事における基本計画及び基本設計、概算工事費の算出、工事監修及び業者調整、工事工程管理

大規模改修の基本計画及び基本設計から、設計士に依頼する程度までいかないような改修工事の発注段取りなど、建築主(発注者)のサポートをいたします。
また、工事における概算工事費を算出し、事業予算の把握や工事費の適正額など、さまざまな面でアドバイスいたします。
工事開始前には、業者との調整を行い、工事の監修を行います。
工事の分野毎に分離発注することによりコスト低減が図れる場合は、分離発注のとりまとめ役も行います。
CPSMCの建築コンサルタントは、建築主(発注者)の事業チームの一員となり、さまざまな点を建築主の立場になってサポートをいたします。

◆ライフサイクルコスト試算による修繕計画の立案

建物や設備を維持していくには、定期的なメンテナンスにおける修繕や、故障や破損による更新が発生します。
建物は事後修繕で対応するケースがほとんどですが、修繕や更新費用を事前に把握していない状態です。
緊急修繕、短期修繕計画等の目先の計画だけではなく、中長期修繕計画による建物を維持していくうえでかかる費用を把握しておくことも重要です。
建物を建てた施工会社が中長期修繕計画を作成したりしますが、あれは、建築主の為ではなく、施工会社の工事の予定を立てるものです。
建築主目線で、緊急修繕箇所、短期修繕計画、中長期修繕計画を立案し、修繕における財務計画のツールとしてご提供いたします。
試算表の作成費用は、案件毎の御見積となりますが、内容により、1棟 5万円 ~ 20万円 程度です。
年間コンサルタント契約を締結いただいた場合は、コンサルタント業務の中で、追加費用なく作成しております。

○ライフサイクルコスト試算表(電気設備部分一部抜粋内容:作成イメージ)

○ライフサイクルコスト試算表(電気設備部分一部抜粋内容:作成イメージ)

◆建築条件基礎調査(敷地概要、既存建物概要)

建築計画を検討、協議していくには、建築条件の基礎調査が必要です。
敷地に対する調査として、都市計画情報、区市町村の条例、計画道路、区画整理等、行政調査や近隣の地盤調査情報の確認や電気、上下水道、ガス等のインフラ調査、公図、登記簿謄本、測量図、土地の評価額、相続税評価額など調査いたします。
既存建物については、建築確認申請、検査済証、管轄行政の台帳記載事項内容の確認、竣工図と現状の相違がないかの確認、登記情報、遵法性の確認等調査いたします。
また、市場調査として、地価相場、賃貸相場などの近隣の市場動向も確認し、CPSMCレポートとしてまとめます。

◆その他、設計施工発注者代行業務全般

建築主(発注者)に代わり、設計者や施工者へ業務を依頼するための指示書や依頼書、見積依頼など代行いたします。
建築主の事業メンバーの一員として活動する業務スタイルだからこそできる一体感で、建築主の事業をサポートいたします。